人気のネットショップBASEとMakeShop&カラーミーショップを比較

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BASE&MakeShop&カラーミーショップを比較

ASP型ネットショップ(レンタルカート、レンタルECサイト)といえば、後発ながらユーザー数の多いMakeShop、カラーミーショップが人気です。

ここ数年で台頭してきたBASEは、ASP型ネットショップでは当たり前だった月額利用料が無料!という大胆な戦略でユーザー数を伸ばしています。

本記事では、ASP型ネットショップの代表として、BASEとMakeShop、カラーミーショップを比較し、メリット・デメリットをまとめました。

[keni-linkcard url=”https://www.takahashiryusuke.com/ec-sites-beginning/”]

[char no=”1″ char=”ヤタガラス”]ちなみに私は3つのネットショップすべての使用経験があり、現在もカラーミーショップ&MakeShopは副管理者としてサポート運用中です。代理店(取次店)でもありますので、ご検討されている方には無料でご相談に乗れます。[/char]

3つのネットショップASPの違いは?要素を比較

まず大まかに説明します。カラーミーショップMakeShopは従来型のネットショップで、BASEは異質なネットショップといえます。

まずはコスト面から特長を表でまとめてみました。

コストBASEカラーミー
(レギュラー)
MakeShop
(プレミアム)
初期費用無料3300円11,000円
月額利用料無料3300円11,000円
カード決済手数料3.6%+40円3.6% / 4~5.5%3.6% / 4~5.5%
売上手数料3%無料無料
ネットショップASP比較表 ※税込

大きな違いは、初期費用と月額費用です。図を見るとおわかりの通り、

BASEは売上が大きくなると手数料が増える従量制料金
カラーミーショップ/ MakeShop は売上規模に関係なく固定料金

となっています。つまり、売上が大きくなっていくに従って、固定料金であるカラーミーショップとMakeshopが有利となります。

客単価によって変わりますので、ぜひご自身のショップの売上を想定して計算してみてください。

大雑把な目安として計算してみますね。例えば単価2000円の商品を50件販売して、10万円の売上の場合。

BASEとカラーミーショップの月間利用料比較

BASE:2000円×50件 × (3.6+3)% + 50件+40円 = 8,600円
カラーミー:2000×50×5.5%(個人の場合)  + 3,300円= 8,800円
MakeShop:2000×50×5.5%(個人の場合)  + 11,000円= 16,500円

※1)法人の場合は手数料5%(100万円以上で4%)。
※2)1件売れるたびに支払う40円が効いてきますので、BASEは単価が安い商品ほど、相対的に手数料が高くなります。

つまり、売上目標が10万円まではBASEが有利、10万円を超えるとカラーミーショップが有利になります。

BASEの特長!おすすめは超初心者&趣味の延長でネットショップを作りたい人

BASE(BASE株式会社)

主な特長
無料で始められるネットショップ

最も短時間でネットショップをスタートできるのがBASEです。例えば時間のかかる各種決済の審査が不要。設定や商品登録なども、初心者でも簡単に操作できるようになっています。

BASEおすすめポイント1)誰でも楽しく起業できる

BASEがそれまでのインターネット通販にとって革命的だったのは、誰でも簡単に、しかも楽しくネットショップで開業できるよう、参入障壁を思い切り下げたこと。

BASEの一番の魅力は個人的に、優れた操作性(UI)と、難しい設定を極力省いて誰でもショップ開設まで出来てしまう手軽さだと思います。

BASEのおすすめポイント2)簡単・安心のエスクロー決済

どんなに商品登録が簡単でも、クレジットカード決済やコンビニ決済を導入するための審査に通過するのが、ちょっとした難関でした。

しかしBASEは決済をエスクローサービスにすることで、ショップオーナーが決済の審査を通す必要がなくなりました。しかも入金サイクルは早くなります。

エスクローサービスとは、一時的にBASEがお客様から頂いた代金を預かり、商品が届いたことを確認してから販売者に販売料金を渡す仕組みです。

メルカリやヤフオク等で出品や購入された方ならイメージしやすいかと思います。

カラーミーショップは個人から大規模まで使いやすいプランが魅力

カラーミーショップ(GMOペパボ)

主な特長
低予算で本格的なネットショップが作れる!

月間売上を数十万以上を目指すなら、コストパフォーマンスの良いカラーミーショップがおすすめです。
BASEに比べると設定等、戸惑う部分があるかと思いますが、以下よりお問い合わせいただければ、ショップのオープンまで無料でサポート可能です。

BASEは売上が概ね10万円までの個人向けネットショップだったのに対し、カラーミーショップは、個人ショップはもちろん、本格的なネットショップ運用が可能です。

カラーミーショップの事例

中小様々な企業がカラーミーショップを採用していますが、変わったところだとロバートの秋山さんのネットショップもカラーミーを使っていますね。

WordPressとの連携も可能

ネットショップASPの共通のデメリットとして、集客を自分でなんとかするしかない、という点があります。

その代わり、独自ドメインでの運用が可能なので、逆に言えば集客力のあるサイトに育てることができれば、売上も安定しやすく、強いショップに育てることができます。

検索エンジンからの集客には、ブログによる情報発信(いわゆるオウンドメディア化)が有効です。

カラーミーショップのラージプラン以上であれば、同じドメイン内にWordPressの連携を行うことも可能です。

また、WordPressブログは別サーバーに設置して、プラグインを使ってカラーミーショップのECサイト側と連携を取る専用プラグイン(WordPress側の追加機能)もあります。

MakeShopはこんなお店におすすめ!商品数、売上とも大規模ショップにも

MakeShop(GMOメイクショップ)

主な特長
業界随一の多機能ネットショップASP

MakeShopは、ショッピングモール出店と自社ECサイトを「いいとこどり」したネットショップASP。ネットショップASPの集客力は、一般的にはショッピングモールに大きく劣ります。しかしMakeShopでは大手ショッピングモールに自動掲載されるため、モール経由の売上が期待できます。
また機能数No.1という大きな特長があります。

MakeShopは小規模事業者はもちろん、大規模なネットショップにもおすすめなネットショップASPです。

料金体系はカラーミーショップ(GMOペパボ)と似ておりますが、MakeShop(GMOメイクショップ)は月額利用料が10,000円~とちょっと高めの設定です。※それでも機能的に同ランクの他社サービスと比較して安い

では、カラーミーショップと比較して何が違うのでしょうか?

MakeShopの運用事例

MakeShopは富士フィルムや劇団四季ウェブショップ、Abema TVオンラインショップなど、有名な企業にも使われています。

※画像は左から化粧品通販のURUOI(株式会社ピュールボーテ)、タカナシミルク、劇団四季ウェブショップのキャプチャ画面

カラーミーショップとの違いは便利機能の豊富さ

カラーミーショップも多機能ですが、MakeShopは毎月5回以上の機能追加を行っており、651機能と機能数で業界トップ(公式サイトより)。

ネットショップを運営していると、「こんな機能があったらいいのに」ということが何度となくあります。

私も2012年よりMakeShopをサポート運用しておりますが、クライアントさんからの「こんなことは出来ませんか?」と要望のあった機能がいつの間にか搭載されていた、ということが何度かありました。

ネットショップASPは数百万~数千万円もかかるスクラッチ(自社開発)に比べると圧倒的に安く済む分、「自社で欲しい機能」を妥協しながら運用する必要があります。

しかしMakeShopでは651もの機能があるため、大抵のことは実現できてしまいますし、追加の要望をサポートに送っておくと、今後実装してくれる可能性もでてきます。

大手ショッピングモールに掲載できる「アイテムポスト」

通常、ネットショップASP(独自ECサイト)では、集客がネックとなります。

元々集客力のあるショッピングモールと違って、人通りのない土地に、店舗をオープンさせるようなものだからです。

しかしMakeShopは、ネットショップASPの弱みをある程度克服しています。

GMOグループの会社なので、1000万人の会員がいるGMOポイントへの露出の他、以下の大手ECモールへ自動出店できます。しかも管理画面で、出店したいモールにチェックを入れるだけの手軽さです。

アイテムポストで使えるECモール
  • Yahoo!ショッピング(無料/11%)
  • 価格.com(無料/5%)
  • LINEショッピング(税別5000円/10%)

※カッコ内は、月額利用料/販売手数料

月間売上100万円を目指すならMakeShopで

カラーミーショップとMakeShopでは、月間運用コストに差があります。

なので月間数十万円レベルの売上を想定しているショップでは、特に特殊な機能が必要でない限り、カラーミーショップでも十分対応できると思います。

が、さらに便利な機能を使いたい場合、また様々なマーケティング手法を駆使して売上を100万円以上目指す場合には、MakeShopがおすすめです。

例えばMakeShopで私個人的におすすめしたい便利な機能としては、以下のものがあります。

MakeShopの便利機能
  • シークレットカテゴリ(闇市セール)機能
  • あと◯◯円で送料無料!表示
  • レコメンド機能
  • 会員ランク機能
  • ステップメール機能
  • 予約販売機能(オプション)

この中で、MakeShopの大きな特長は会員ランクを細かく設定でき、それに応じて商品の割引率を変える、といった事ができます。

例えば、ゴールド会員、シルバー会員、ブロンズ会員などに分けて、ショップのファン化を促すことも可能です。これはカラーミーショップにはない機能です。

カラーミーショップを使っていると時折、できそうで出来ないことに遭遇します。

特に既存のお客様に向けたサービス(会員ランクによって価格を変える、非公開の特別価格カートを用意するなど)は、MakeShopに軍配が上がります。

その他、季節商品を扱うショップや、人気商品の在庫切れリスクの回避のため、予約販売を導入したいショップもあるかと思います。

オプションになりますが、MakeShopなら実装可能です。

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